患児由来羊膜の口唇口蓋裂治療への応用

  • 津野, 宏彰 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

当該年度では、A群:帝王切開で得られた健常児の羊膜、B群:経膣分娩てで得られた健常児の羊膜、C群:経膣分娩で得られた口唇口蓋裂患児の羊膜を対象とし、そのうち、AおよびB群の羊膜から羊膜間葉系細胞を採取し、初代培養プロトコールの確立に努めた。また、各群から得られた羊膜間葉系細胞群で、細胞増殖能および幹細胞マーカーの発現について比較検討を行ったが、現在までの結果からは、各群間で明らかな差は認められていない。また、各群から得られた羊膜から乾燥羊膜の作成を試みたが、工程上の差は認められなかった。
ステータス終了
有効開始/終了日2012/04/012013/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,420,000

キーワード

  • 羊膜
  • 口唇口蓋裂治療