微細テクスチャ形状を変化させた切削工具の凝着発生メカニズムに関する研究

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

本研究では、ダイヤモンド工具表面に極短パルスレーザ加工によりナノメートルスケールとマイクロメートルスケールの複合テクスチャを付与する。潤滑無しの通常工具やマイクロからナノメートルスケールのテクスチャを付与した工具と切削特性を比較する。この結果から切削加工時の被加工材と工具との凝着発生と工具摩耗のメカニズムを解明することを目的とする。具体的には、凝着現象を工具表面に設けたテクスチャの深さとピッチ、角度をパラメータとして真実接触状態の比較を行い、摩擦摩耗現状の解明を目指すとともに各種切削条件に対応した微細テクスチャ形状の最適化を図る。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2024/04/012027/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000

キーワード

  • マイクローナノメートル
  • 切削工具
  • 凝着
  • テクスチャ