プロジェクトの詳細
説明
微弱な外部刺激に敏感に応答する素子は,近代文明社会生活を根底で支える機能性材料開発研究における実質的な主役である。本研究では,外部刺激に対する高感度化を念頭に,一次元拡張共役系の末端に導入したポルフィリン誘導体について,可視及び近赤外の両領域における吸収帯を可逆的に変換できるシステムの設計・構築・制御手法を確立することが目的である。その結果,構築したポルフィリン誘導体の構造物性相関に基き,目的達成ための幾つかの構造要件を見出し,申請者独自の機構に基づく機能性材料創出に向けた発展的研究段階に繋げることができた。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2011/04/01 → 2014/03/31 |
フィンガープリント
このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。