希土類錯体の誘起円偏光発光を用いたキラルイメージングセンサーの研究

プロジェクトの詳細

説明

誘起円偏光発光を示す発光性分子をプローブ分子として用いたキラルセンシングについての研究を行った。プローブ分子には、高い発光収率を示すアキラル希土類錯体を用いた。これが示す発光が円偏光を帯びたときは、その分子周辺がキラルな環境に置かれていることを示す。顕微円偏光発光分光システムを作成し、見出された強い誘起円偏光発光を示すEu(III)錯体を用いてイメージング計測を行った。フィルム中に分散させたアルギニンを検出したところ、特定の部位からの強い誘起円偏光発光が観測された。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/012013/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。