プロジェクトの詳細
研究概要
最後に、暴動の変質過程についてであるが、釜ヶ崎暴動の攻撃対象を時系列でプロットしてゆくと、暴動の3つの波ごとにそれぞれ特有のパターンが存在することがわかった。また、暴動の継続・反復によって、攻撃対象が拡散し、総体としての暴動が「自壊」してゆくプロセスはすべてに共通してみられる。今後は、このような変質過程を、地域変動過程と関わらせて整理し、説明してゆく必要がある。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 1998/01/01 → 1999/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,000,000
キーワード
- 暴動
- 寄せ場
- 相互作用
- 地域変動