子宮内膜症におけるブラジキニンに関する検討

  • Yoshino, Osamu (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

子宮内膜症の治療と不妊治療を同時期に行うことができる優れた薬物療法の開発が必要となります。そこで、子宮内膜症の新たな治療戦略を見出すことを目的に検討を行ってきました。培養子宮内膜症細胞にIL-1beta;、TNF-alpha 刺激により誘導される因子の解析を網羅的に行ったところ、ブラジキニン受容体( I型およびII型)が著明に誘導されることを見出した。また、機能解析により 誘導されるブラジキニン受容体はfunctional であること、同受容体阻害剤であるHOE-140が子宮内膜症の治療薬に成り得ることを示した。
ステータス終了
有効開始/終了日2012/04/012014/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000

キーワード

  • 子宮内膜症
  • ブラジキニン
  • 疼痛