プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
日本の超低出生体重児の予後は不良で、3歳までの死亡率約15%、神経学的後遺症等の重篤な障害は約30%とされる。絨毛膜羊膜炎(CAM)は、早産、特に超早産で病原微生物が高率に認められる。早産児の障害を減少させる方策として、その原因となる子宮内Ureaplasma, Mycoplasma感染などの迅速診断と、適切な治療法の確立が挙げられる。本研究は、自然早産の主因となる子宮内(羊水中)ならびに早産児の胃液中の病原微生物を迅速・高感度に検出・同定・定量できるリアルタイム&デジタルPCR法を独自開発し、早期発見、および早期治療により、早産児の重症化を予防し、後遺症なく生存可能とすることを目的とする。
ステータス | アクティブ |
---|---|
有効開始/終了日 | 2024/04/01 → 2027/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000
キーワード
- 早産
- 子宮内感染
- 子宮内炎症
- PCR
- 長期神経発達