大地の残留磁気および誘導地電位から雷現象を探る研究

  • 酒井, 英男 (研究代表者)
  • 船木, 實 (研究分担者)
  • MASUGATA, Katsumi (研究分担者)
  • HIROKA, Kimio (研究分担者)
  • 三宅, 幸博 (研究分担者)
  • 河崎, 善一郎 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

(3)富山県・岐阜県の県境および富山県東部で観測中の地電位差記録には,10km以上離れた電車の漏洩電流の影響とともに,落雷の影響も顕著であり,落雷頻度分布と誘導地電位差から,大地の電磁気物性(断層)の影響が認められた.また,2001年の中国地方での地震の際に落雷頻度がピークになっていることを見つけ,酒井他(2000)で示した同様な事例と併せると,これは偶然ではなく今後更に研究する必要性がある現象と考えられる.
ステータス終了
有効開始/終了日2001/01/012003/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,100,000

キーワード

  • 雷撃電流
  • 残留磁化
  • 大地内伝播
  • IG
  • 落雷頻度
  • 地電位差観測
  • 電撃電流
  • 熱消磁