多種の量子ビーム実験と第一原理計算を活用したアルミ合金の水素脆性抑制機構の解明

  • Nishimura, Katsuhiko (研究代表者)
  • Matsuda, Kenji (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

本研究では、近年実験精度が飛躍的に向上したミュオンスピン緩和法を応用し、6000系アルミ合金中の水素原子の捕獲位置と拡散挙動を解明する。更に、X線吸収微細構造法および中性子小角散乱法を組み合わせて水素原子拡散を抑制する原子クラスタ構造を解明し、水素脆性を抑制する工業的手法を得て、水素エネルギー社会の安全基盤を構築する。
ステータス終了
有効開始/終了日2022/04/012025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,030,000

キーワード

  • アルミニウム合金
  • 水素脆性
  • ミュオンスピン緩和法
  • 中性子回折
  • 第一原理計算
  • 組織観察
  • 原子空孔
  • ナノクラスタ
  • 水素原子拡散
  • 中性子小角度散乱法