塩素イオンチャネルのSLC26A7と26A9による新規細胞防御機構の解明

  • 酒井, 秀紀 (研究代表者)
  • 森井, 孫俊 (研究分担者)
  • 清水貴浩 (研究分担者)
  • 藤井, 拓人 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

胃酸分泌細胞は強酸を分泌するが自己は消化しない。このため胃酸分泌細胞には巧妙な細胞防御機構が備わっているものと考えられ、これまでに我々は細胞防御Cl^-チャネルが必須の役割を担っていることを見出している。本研究で、SLC26A7とSLC26A9の2種のCl^-チャネルの分子生理機能についての解析を行い、SLC26A7は、細胞防御Cl^-チャネルの機能発現に必須の分子であり、SLC26A9は、酸によって活性化され高浸透圧により抑制されるCl^-チャネルであることを明らかにした。
ステータス終了
有効開始/終了日2009/01/012011/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥11,830,000

キーワード

  • 胃酸分泌細胞
  • 細胞防御
  • ホメオスタシス
  • イオンチャネル
  • 塩化物イオン
  • トランスポーター
  • 塩素イオン
  • SLC26A7
  • SLC26A9
  • プロスタグランジン
  • ピロリ菌
  • インターロイキン