呼吸法の動物モデル確立とその意志動力学への応用

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

意志力を強化させうる東洋の伝統的な瞑想・訓練法の中心にある深い呼吸、すなわち低速度の呼吸法について、動物モデルを活用してその生物学的意義を明らかにし、意志力の神経メカニズムの解明に迫る。本研究では、伝統的訓練法の核をなす呼吸法をマウスが実行できるシステムを作製し、呼吸法が意志力に与える影響を解析し、意志力の調節モデルを確立する。前回の公募研究の中で、マウスの呼吸速度を自由行動下に測定するシステムを立ち上げ、意志に関わる行動異常を示すマウス系統で呼吸パターンの異常を見出している。本研究ではそれらのマウスの意志力の回復も目指す。
ステータス終了
有効開始/終了日2019/04/012021/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥7,540,000

キーワード

  • 環境生理学
  • 実験系心理学
  • 呼吸
  • 瞑想
  • オペラント条件付け
  • オペラント学習
  • 実験心理学
  • マウス