刺激応答性発現制御システムの開発と前立腺癌治療への応用

  • Morii, Akihiro (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

放射線で活性化する転写因子結合配列をランダムに結合することで、放射線に応答する人工プロモーターを構築した。構築した人工プロモーターにランダム変異を導入することで改良を行った。またその反応性はin vivoでも確認された。さらに自殺遺伝子を用いた実験において、放射線による殺細胞効果の増強が確認された。また、前立腺癌細胞に放射線を照射し、マイクロRNAの発現変化を調べ、変化の大きかったマイクロRNAの標的配列を用いた発現制御を試みた。さらに人工プロモーターとマイクロRNAの発現制御を合わせることで、さらに精度の高い放射線発現制御が可能であった
ステータス終了
有効開始/終了日2011/01/012012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,900,000

キーワード

  • 遺伝子治療
  • 前立腺癌
  • 放射線
  • miRNA
  • 遺伝子発現制御