プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
自己免疫性自律神経節障害(AAG)は自律神経系が免疫標的となる比較的新しい疾患概念である。本症では自律神経節アセチルコリン受容体(gAChR)抗体が病原性自己抗体として病態の鍵となる。我々は1)より精確かつ高感度のgAChR抗体測定系、2)未着手となっている他の多種類の自律神経系関連受容体(アドレナリン受容体など)抗体の新規測定系の必要性を認識してきた。1)と2)を用いて3)gAChR抗体陰性自律神経障害や自律神経障害を呈するCOVID-19後遺症(long COVID)で網羅的に自律神経系関連受容体への自己抗体測定を行い、抗体陽性頻度と陽性症例の特徴を把握することを計画した。
ステータス | アクティブ |
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有効開始/終了日 | 2024/04/01 → 2027/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000
キーワード
- 自律神経障害
- 免疫異常
- 自己抗体