偏微分方程式の解の零点に関する振動理論の統一的体系の確立

  • 吉田, 範夫 (研究代表者)
  • 小林, 久壽雄 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

半分線形楕円型方程式で主要部が p-ラプラシアンである場合に就いては,従来の様々な型の方程式を含む統一的な Picone 等式が確立出来,更に,Sturm 型比較定理,振動定理を得ることが出来て,統一的体系は完成したと思われる.また,研究途中で,更に一般的な p(x)-ラプラシアンを主要部に持つような方程式の研究が進み,その方面に対しても大きな研究成果が得られた.関数変数双曲型方程式に対しても,より一般的な方程式について Riccati の方法を用いることにより,すべての解が振動するための十分条件が得られた.
ステータス終了
有効開始/終了日2008/01/012012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,420,000

キーワード

  • 振動理論
  • 偏微分方程式
  • 零点
  • Picone 等式
  • Sturm 型比較定理
  • Picone等式
  • 零点定性的理論
  • 定性的理論
  • Picone(不)等式