体内時計中枢における分子神経メカニズムの決定

プロジェクトの詳細

説明

本研究では、マウスおよびキイロショウジョウバエの体内時計細胞の長期安定培養を行い、時計遺伝子転写リズムと細胞内H+/Ca2+濃度リズムの相関を解析した。その結果、ハエの前胸腺細胞では、時計遺伝子PeriodとTimlessの挙動が乖離しうることや、哺乳動物の中枢ニューロンの場合とは異なり、神経系に依存的したCa2+スパイクリズムが存在することが明らかとなった。これらのことは、細胞種に依存した時計遺伝子や細胞内Ca2+濃度の振動が存在することを意味している。
ステータス終了
有効開始/終了日2010/04/012014/03/31

フィンガープリント

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