体内時計である睡眠中枢の機能改善により神経障害性疼痛は軽快するか

  • Yamazaki, Mitsuaki (研究代表者)
  • Sakai, Hiroyasu (連携研究者)
  • Ikegami, Daigo (連携研究者)
  • 竹村, 佳記 (連携研究者)
  • 成田, 年 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

神経障害性疼痛では睡眠障害が生じ、疼痛治療をより困難としている。この睡眠障害の発生機序の1つとして、中枢神経にある縫線核(セロトニン神経)が覚醒状態を促進すること、青斑核(ノルアドレナリン神経)が覚醒状態を持続する作用のあることが原因として推定された。また、抗うつ薬であるアミトリプチリンはこの睡眠障害を改善した。また、オレキシン受容体拮抗薬も、この睡眠障害を改善した。
ステータス終了
有効開始/終了日2014/04/012017/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,940,000

キーワード

  • 神経障害性疼痛
  • 睡眠障害
  • 縫線核
  • 青斑核
  • アミトリプチリン
  • オレキシン受容体拮抗薬
  • 睡眠
  • 脳波
  • セロトニン
  • スボレキサント
  • ノルアドレナリン
  • マイクロダイアリシス
  • optogenetics