低級アルカン選択酸化触媒としての金属リン酸塩に関する研究

  • 松浦, 郁也 (研究代表者)
  • TAKAYASU, Osamu (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

5価の金属からなる二重結合性酸素を持つtetragonal型M^<5+>OPO_4触媒はプロパンのアンモ酸化に対して機能し,生成物中のアクリロニトリル/プロピレンの割合はリン酸塩中の5価の金属によって異なり,V>Mo>Nb>Taとなり,リン酸塩の二重結合性酸素の結合強度に依存することを見出した。また,(VO)_2P_2O_7触媒に2価金属からなるリン酸塩を加えるとブタンの無水マレイン酸への酸化活性が向上することを見出した。この活性向上効果は,M^<2+>_3(PO_4)_2>M^<2+>_2P_2O_7>M^<3+>PO_4の順位となった。
ステータス終了
有効開始/終了日1995/01/011996/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,500,000

キーワード

  • 金属リン酸塩
  • バナジルピロホスヘ-ト
  • プロパン
  • ブタン
  • アクリロニトリル
  • 無水マレイン酸
  • オルトリン酸塩
  • ピロリン酸塩
  • リン酸ジルコニウム
  • ピロリン酸ジバナジウム
  • イソブタン
  • イソブテン
  • メタクリルニトリル
  • アンモ酸化反応
  • Metal phospate
  • Vanadyl pyrophosphate
  • Propane
  • Butane
  • Acrylonitrilr
  • Maleic anhydride