プロジェクトの詳細
研究概要
本研究は、企業組織再編が労働組合に与えた影響及びそれに対する労働組合の関与について、主にJAM(Japanese Association of Metal,Machinery and Manufacturing worker)と電機連合を比較して検討したものである。その結果、両組合では企業組織再編の影響の程度に相当の差異があり、電機連合でより大きく、JAMではより少ないことが判明した。そこで両者の違いについて検討した。その結果電機連合では、産業別組合への所属について、グループ労連を形成しているところでは、グループ労連一括加盟とし、影響を最小限に抑えた。一方JAMは積極的に企業組織再編に関与し、地方本部にその権限を与えた。そのことによってJAMは場合によっては企業再生の道をあゆむことにも成功した。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2008/01/01 → 2010/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,730,000
キーワード
- M&A
- 企業別組合
- 金融ファンド
- 企業組織再編
- グループ労連
- 企業別労働組合
- 産業別労働組合
- グループ経営
- 産業別組合