二つの電荷分離方式を取り入れた新しい可視光応答光触媒の開発

  • 高橋, 隆一 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

TiO_2/WO_3二層光触媒とPt超微粒子-WO_3系光触媒の光活性を利用した異なる電子・正孔電荷分離方式を取り入れた新しい複合光触媒セルの開発を行なった。さらに、WO_3の代わりに可視光吸収効率の良い、かつ安価なα-Fe_2O_3を用いたセルも作製した。α-Fe_2O_3膜の場合、WO_3膜よりは、メタノールの分解速度はやや劣るが、これは分解過程で中間生成物が異なるため、分解メカニズムに違いがあることが分かった。
ステータス終了
有効開始/終了日2009/01/012011/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000

キーワード

  • 光触媒
  • 二層膜
  • 可視光
  • スパッタ
  • 電荷分離