中世後期都市遺跡出土土器様式の変化と歴史的背景の研究〜北東日本海域を中心として〜

  • 前川, 要 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

遺構面では,先述した十三湊遺跡,普正寺遺跡、直江津港湾遺跡,上ノ国勝山館を検討した。方法としては,遺構の変遷図を作成して画期を考察する他,十三湊遺跡など中世から開発を受けていない遺跡では,明治時代の地籍図が遺跡の空間構造を考察する上で有効な資料となる。結果としては,14世紀末頃の港湾都市遺跡構造の全国的な再編の契機,15世紀末頃の港湾都市遺跡の淘汰,などが予想される。
ステータス終了
有効開始/終了日1994/01/011994/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥900,000

キーワード

  • 都市考古学
  • 計量分析
  • 土器組成
  • 様式
  • 空間構造
  • 中世考古学
  • 輸入陶磁器
  • 都市再編