ロタキサン形成をトリガーとする糖認識ポリマーの高次構造・機能制御

  • 阿部, 肇 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

アザクラウン、非環式アザエーテル部位を側鎖に有するエチニルピリジンポリマーの合成にそれぞれ成功した。前者に対し、ロタキサンの軸分子としてオリゴアンモニウムを作用させると、らせん型高次構造の安定化、糖認識能の向上が観測された。後者に対し、糖と銅(II)イオンを加えたところ、主鎖のらせん型がキレーションで安定化され、糖のキラリティによる円二色性が強く誘起された。
ステータス終了
有効開始/終了日2009/01/012010/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,420,000

キーワード

  • らせん
  • 円二色性
  • 糖認識
  • ロタキサン
  • 協同効果