モバイルネット社会における情報支援知の抽出と再配置

  • 小松, 裕子 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

ICT支援の過程で工夫した道具や長年の改良を重ねた資料など、個人的な活動として見過ごされてきた工夫や努力(これらを痕跡として捉える)を、実際の支援現場から情報を収集・抽出し、可視化・再配置するひとつの方法としてweb(ICT利用のための支援Tips)を構築した。また、モバイルネットワーク社会における新しい人材育成モデルを提案し、指導者養成講座およびICT講座の中で実験した。さらに痕跡は表面的に観察されるものばかりではなく、時間経過による支援の達成度や共感度を発見できることから、人の意識や気持ちの持ちようといった問題にとらわれないICTの継続的支援の一助になることを見出した。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/01/012013/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥5,200,000

キーワード

  • ICT支援
  • 環境
  • 痕跡
  • 可視化
  • 高齢者
  • 障がい者
  • 障害者