マルク・リシールを中心とした現象学運動における病理的現象の研究

  • Sawada, Tetsuo (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

「マルク・リシールを中心とした現象学運動における病理的現象の研究」というテーマの下、平成26年度(本課題最終年度)は、リシールの統合失調症に対するアプローチを研究した。(1)彼が自分の構築した現象学の概念を用いて、統合失調症の諸症状(妄想、幻覚、自動運動)をどのように論じたのか、(2)そこには哲学・人間学的にどのような意義と価値があるのか――この二点が具体的な研究作業となった。
ステータス終了
有効開始/終了日2013/08/302015/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,860,000

キーワード

  • リシール
  • 現象学
  • 統合失調症
  • 理性
  • 空想
  • 身体
  • 志向性
  • 哲学
  • 病理学
  • 情動性
  • マルク・リシール
  • 精神病理学
  • エトムント・フッサール
  • カント
  • 精神分析