プロジェクトの詳細
研究概要
カーボンナノチューブの電子デバイスへの応用を促進するため, ナノチューブを水中に可溶化するペプチドとチューブの直径を識別するペプチド分子ピンセットを設計し, ナノチューブを直径ごとに識別するシステムを構築することが目的である。本研究期間内で, (1)可溶化ペプチドによるナノチューブの識別の検討, (2)直径を識別するペプチドピンセットの設計, (3)ナノチューブの直径識別の検討, の3項目を行なった。その結果, 可溶化ペプチドの設計には成功し, ナノチューブの精製手段を確立できた。一方, ナノチューブの直径を識別するピンセット分子の設計には改善の余地が残った。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2007/01/01 → 2008/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000
キーワード
- カーボンナノチューブ
- 可溶化
- 直径識別
- ペプチド
- 分子ピンセット