プロジェクトの詳細
研究成果の概要
骨吸収抑制薬であるビスフォスフォネート(BP)は粘膜毒性を有することが知られている。本研究では、注射用BPであるゾレドロネート(ZA)を用いて、BPの上皮細胞毒性がカルシウムにより増強されることをin vitroで示してきた。単独では作用を有さない低濃度のZAが、培地中のカルシウム濃度の上昇に伴い増殖抑制やアポトーシス誘導を発揮するようになることは、BPの粘膜毒性を解明する上で重要な知見であると考えられた。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2012/04/01 → 2015/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥5,070,000
キーワード
- ビスフォスフォネート
- カルシウム
- 細胞毒性
- 相乗作用
- 上皮細胞