パラジウム触媒を用いたカスケード型連続環化反応を基軸とする立体選択的天然物合成

  • 宮澤, 眞宏 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

スピロケタールの新たな合成法の開発を行った。2価のパラジウム触媒を用いることで、2つの環と2ないし3つの不斉中心を一挙に構築することが出来た。また、この反応を天然物合成に応用し、リボースやデオキシリボースのような単糖やパプラカンジン誘導体の合成に成功した。また、スピロファンジンAやビストラミドAのようなスピロケタール構造を有する天然物のほとんどの炭素骨格を立体選択的に合成した。
ステータス終了
有効開始/終了日2009/01/012011/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000

キーワード

  • 選択的合成
  • パラジウム
  • スピロケタール
  • 連続環化
  • ポリプロピオネート
  • パラジムウ触媒
  • ヘミアセタール
  • ヘテロ環化反応
  • 立体選択的
  • スピロファンジン
  • ビストラミド
  • パプラカンジン
  • パラジウム触媒