バクテリア群集の変動解析による富山湾沿岸域の海水汚染のモニタリング手法

  • 中村, 省吾 (研究代表者)
  • 田中, 大祐 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

日本海の海水汚染をモニタリングするための手法として, バクテリア群集の変動解析の有用性が考えられた。そこで, その基礎研究として, 富山湾沿岸域海水中の各種バクテリアの群集構造とその変動を調べた。その結果, 季節変動を伴うものの, 汽水域を除いた沿岸域の各港間で, 基本的に似た群集構造を持つことが判った。さらに, 海水中の油汚染, 富栄養化, 重金属汚染などで, 優占するバクテリア種や群集構造が変化することも示唆された。
ステータス終了
有効開始/終了日2006/01/012007/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,420,000

キーワード

  • 海洋環境保全
  • 富山湾
  • モニタリング
  • バクテリア
  • 群集構造
  • 16S-rDNA
  • DGGE(変性剤濃度勾配ゲル電気泳動)
  • バイオモニタリング
  • 海洋汚染
  • 16S-rRNA
  • 変性剤濃度勾配ゲル電気泳動
  • 日本海
  • 変性ゲル電気泳動