トリチウムが社会に受け入れられるための学際的研究体制の構築

  • Torikai, Yuji (研究代表者)
  • Endo, Shunro (研究協力者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

福島第一原子力発電所の事故で生じたトリチウム汚染水の処分法として、海洋に希釈放出することが最も現実的であるが、社会的理解が得られないために実現していない。そこで海洋放出に対して社会的理解を得るために学際的な検討チームを立ち上げ、問題点の確認と研究者として何ができるか検討をした。汚染水処理が理解されるための行動計画を立て、これを元に予算申請を行った。トリチウムの生物影響に関して、平成29年度科研費基盤研究(B)に応募した結果、基盤研究(B)(16H04629)が採択された。また環境トリチウム計測の問題点を明確化し、平成30年度の科研費 挑戦的研究(萌芽)を申請中である。
ステータス終了
有効開始/終了日2015/04/012017/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,900,000

キーワード

  • トリチウム汚染水
  • 海洋放出
  • 社会的合意
  • トリチウムの生物影響
  • トリチウムの環境動態
  • 福島第一原子力発電所事故
  • トリチウム汚染水の処理・処分
  • 生物影響
  • 環境放射能測定
  • 海洋放出処分