プロジェクトの詳細
研究概要
光学機器等を用いた現地での研究によって当該壁画が制作された当時のタイ壁画技法の特質と保存上の問題点を解明した。また、熱画像カメラ等による調査を元に現在の壁画の劣化には壁体内の水分分布が関与していることを具体的データで示したが、両者間の相関関係の完全解明には至らなかった。そして、従来の対症療法的な修復法の限界と問題点を提示し、その解決のためにタイの歴史的壁画全体を視野に入れた新たな研究プロジェクトを日タイ共同で立ちあげた。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2007/01/01 → 2008/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥14,430,000
キーワード
- (D) 製作技法
- (F) 保存科学
- 製作技法
- 保存科学
- 壁面の表面湿
- 光ファイバーの斜光線
- 白土層
- クラチン 糊剤
- 白華現象
- タイ