スマートフォン視聴中の眼球運動解析から”スマホ内斜視”の発症予防因子を探る

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

スマートフォンの過剰使用による内斜視の増加が問題となっているが、その発症機序や有効な予防法は未だ明確なものはない。本研究では、アイトラッカーでスマートフォン視聴中の眼球運動を記録し、随意的瞬目や視線移動という視覚入力のリセットタスクの有無で視聴前後の眼位や屈折、複視の有無などの自覚症状を比較する。この視覚入力のリセットを利用して、スマートフォン試聴中の輻湊状態が視聴後に容易に解除されるか検証し、試聴中の瞬目回数、サッケード回数、瞳孔径、眼位を解析することで、スマートフォンによる内斜視発症機序とその予防法の提言につなげる。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2024/04/012027/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,770,000

キーワード

  • 内斜視
  • スマートフォン
  • アイトラッキング
  • 眼球運動
  • 予防