ストレスが子宮内膜症の免疫系ならびに病態進展に与える影響についての検討

  • Yoshino, Osamu (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

子宮内膜症は炎症性疾患であり、マクロファージが炎症に関与している。ヒト腹腔内マクロファージを用いたin vitroの検討で、ニコチン性アセチルコリン受容体(nAchR)の活性化は炎症性サイトカインの産生を抑制した。子宮内膜症マウスモデルを用いた検討でもnAchRの活性化は病変の縮小を誘導した。Achは副交感神経刺激である。子宮内膜症患者では交感神経が活性化しているという仮説の下、各種検討を行ったところ、子宮内膜症患者では血中ノルアドレナリン高値の傾向および、不安特性が高いことが判明した。
ステータス終了
有効開始/終了日2014/04/012017/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,810,000

キーワード

  • 子宮内膜症
  • ストレス
  • 交感神経
  • 副交感神経
  • 炎症
  • 自律神経