サポニン生合成遺伝子の解析によるPanax属植物における成分的多様性の成因の解明

  • Zhu, Shu (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

薬用人参、三七人参等の重要な生薬の基原植物を含むPanax属植物には多様な構造と生物活性を有するトリテルペンサポニン(Ginsenosides類)が含有されており、各種が特徴的な成分組成パターンを有している。本研究は、Panax属植物における成分的多様性の成因を探ることを目的とし、分子系統学的に極めて近縁でありながら、対照的なサポニン成分組成を示すPanax属植物3種について、次世代シーケンサーによるトランスクリプトーム解析を行い、異なるaglyconeを持つトリテルペンサポニンの生合成に関与する酵素遺伝子及びその制御機構の分子基盤について網羅的解析を行った。
ステータス終了
有効開始/終了日2014/04/012017/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥5,070,000

キーワード

  • Panax属植物
  • RNA-Seq解析
  • トリテルペンサポニン
  • 生合成遺伝子
  • 成分的多様性
  • 生合成
  • トランスクリプトーム解析
  • 次世代シーケンサー