クロマチンリモデリング分子ATRX遺伝子改変マウスによる脳発達障害の分子病態解明

プロジェクトの詳細

説明

ATRXの脳発達障害との関連性は明らかにされていないため、ATRXエクソン2を欠失させたマウスを作成した。本マウスは脳におけるATRX蛋白が約70%減少し、条件付恐怖記憶障害長期増強(LTP)減少、CaMKIIとGluRリン酸化減少、大脳皮質神経スパイン形状異常が認められた。CaMKII下流のPAK1/3, PAK2リン酸化亢進、PPI活性低下を明らかした。ATR-Xコンデショナルノックアウトマウス作成を行った。エクソン6-9のターゲングベクターを作製しFlp-FRTシステムより相同組み換えにてES細胞を得てキメラマウスを作成した。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/012014/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。