キラル分子ナットの応用開発:水中における糖の認識・合成場

  • 阿部, 肇 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

糖質をテンプレートとして共有結合により結びつけたエチニルピリジンポリマーを各種合成した。これらのエチニルピリジンポリマーは分子内水素結合によりらせん型高次構造の生成を示す強い円二色性をあらわした。続いてアルケンメタセシスによる側鎖の架橋およびらせん型の固定を目指した。グラブス触媒を作用させて得られた生成物の解析から、メタノールを加えた溶液中でもらせん型高次構造が固定化できることが分かった。
ステータス終了
有効開始/終了日2007/01/012008/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,810,000

キーワード

  • 分子認識
  • 水素結合
  • らせん
  • メタセシス反応
  • 人工ホスト高分子
  • 糖質
  • 円二色性