プロジェクトの詳細
研究概要
その結果、白色腐朽菌C.versicolorの不織布表面培養法により内分泌攪乱物質を含む廃水の浄化に適応した結果、Bis Aおよび4-NPなどの内分泌攪乱物質は回分・連続処理いずれの場合にも、各物質の濃度を10iM以下にまで低くでき、本培養法が内分泌攪乱物質の分解に応用できることがわかった。しかし、処理水の内分泌攪乱作用を検討したところ、連続処理において、その作用を軽減すること今回行った実験条件内では難しいことが判明した。しかし、Bis Aの場合、回分処理についてかなり内分泌攪乱作用を低く抑えられたことから操作条件などをさらに検討することにより内分泌攪乱作用をほぼ無くすことは可能であると考えられる。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2001/01/01 → 2001/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,300,000
キーワード
- 不織布表面培養
- 内分泌攪乱物質
- 4-Nonylphenol
- Estrogen様活性
- カワラタケ
- 無毒化
- Bisphenol A