オートファジーが絨毛細胞に与える影響と妊娠高血圧腎症発症のメカニズムの解明

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

妊娠高血圧腎症(Preeclampsia:PE)は母児ともに生命にかかわる疾患であるにもかかわらず、原因メカニズムは完全に解明されておらず発症後の治療法も確立していない。胎盤における合胞体栄養膜細胞(STB)への過剰なストレスは、PE発症に関与している。当研究室では細胞内恒常性維持機構オートファジー(Atp)に着目し、初代絨毛細胞・絨毛組織を用いて酸化ストレス耐性機構としてのAtp機能評価法を研究している。胎盤組織を用いたAtpを指標とした絨毛機能評価を行っており、実験法の確立と治療法発見、両者の確立を目指した研究を行う。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2025/04/012027/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000

キーワード

  • 妊娠高血圧腎症
  • オートファジー
  • 合胞体ストレス
  • 酸化ストレス
  • sFlt-1/PlGF比