エピジェネテック制御機構を標的とする敗血症治療法の探究

プロジェクトの詳細

説明

敗血症の病態生理の形成にエピジェネテックスの異常が重要な役割を果たしていると想定し,ヒストンタンパクのアセチル化の制御異常に着目し,脱アセチル化酵素(HDAC)阻害薬を用い,敗血症性ショックならびに多臓器不全に対する有用性を評価し,その分子作用機構を明らかにすることで,HDAC阻害というエピジェネテックな調節を介した敗血症治療が新しい方向性を生み出していけるか検証し,HDAC阻害薬は,敗血症において炎症は抑えないが,アポトーシスを抑えるユニークな治療効果を有することを証明した。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/012014/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。