エストロゲンの制御性T細胞を介した妊娠維持機構と糖代謝調節は存在するのか

  • Sameshima, Azusa (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

マウスを卵巣摘出すると、4週間後から糖代謝異常が認められるようになる。脂肪組織では1週間の時点で変動する遺伝子があることがわかった。この遺伝子は、閉経後の糖尿病発症のに関与していると考えられる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

女性は閉経後、早期に肥満、糖尿病を発症するのではなく、5-10年のタイムラグがあり、この期間は未病状態にあると考えられる。この時期に介入することで閉経後の肥満、糖脂質代謝異常を予防できる可能性がある。本研究による未病状態の脂肪組織の変化は予防医学的観点からも意義深いと考えられる。
ステータス終了
有効開始/終了日2017/04/012019/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,160,000

キーワード

  • エストロゲン
  • 更年期
  • 糖尿病
  • 妊娠糖尿病
  • 不育症
  • 制御性T細胞
  • 糖代謝
  • 妊娠