プロジェクトの詳細
研究成果の概要
口唇口蓋裂は先天性体表異常の中でも最も多い疾患であり、多くの問題点を抱える本疾患の原因解明が望まれるが、いまだ確定的なものがない。先行研究では、Inositolをマウスに投与することにより口蓋裂の発生が抑制される傾向があった。そこで本研究では、Inositolと、発生学的に細胞接着に関与するカドヘリンとの関与が知られているWnt signaling、中でも最終複合産物であるPROP1との関連性を明らかにすることを目的とした。その結果、MLPA法では明らかな遺伝子異常を認めることはできなかった。その他LHX4、HESX1などいくつかの遺伝子についても異常を認めなかった。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2013/04/01 → 2016/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,730,000
キーワード
- 口唇口蓋裂
- MLPA法
- Prop1
- 遺伝子
- PROP
- 口蓋裂
- DNA
- Wnt/βCatenin singnaling