プロジェクトの詳細
研究概要
日本の地震地体構造は活断層区と対応し、本州弧の誕生期に形成された。地殻の歪場に変化があれば地体構造ごとに挙動が異なる。これを如実に示したのが2011年東北地方太平洋沖地震である。例えば、誘発地震はアムールプレート東縁に沿って発生し、顕著な余効変動の範囲も日本海沿岸の逆断層区に対応して東日本から北陸まで延伸している。興味深いことに、広域的に均一な東西圧縮応力場に主軸配置の反転は認められず、代わりに上部地殻における測地学的歪場と起震応力場の二重構造が見出された。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2008/01/01 → 2011/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,720,000
キーワード
- 活断層
- 地震テクトニクス
- 歪集中帯
- 地質学
- 地震
- 津波
- 防災
- 海洋探査
- 広域応力場
- ひずみ集中帯
- 地帯構造
- 地体構造
- 地震発生帯
- 日本海東縁
- 変動地形
- アムールプレート
- 海底活断層
- 構造地質学