いじめ傍観者の被害者への援助抑制理由とその規定要因に関する分析

  • 久保田, 真功 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

第4に、いじめを傍観した理由には、逸脱傾向にあることや自分が所属していたクラスに対する否定的なイメージ、いじめに積極的に関与する者の人数、被害者や加害者との親しさ、被害者に対する印象が影響を及ぼしていること、である。なかでも、逸脱傾向にあることは、いじめを傍観した理由のなかでも特に問題視すべき理由ともいえる「被害者への帰属」や「快楽的動機」に影響を及ぼしていた。
ステータス終了
有効開始/終了日2008/01/012009/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,690,000

キーワード

  • 教育学
  • 社会学
  • いじめ
  • いじめ集団の四層構造論
  • 傍観者
  • 中学生