プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
学校でのいじめは、子どもたちの生活に多くの悪影響を及ぼす。その一つは学力の低下であり、長期的には教育達成度の低下、成人後に直面する労働条件の悪化、様々な健康問題の発生につながる。本研究では、2つの国際学力調査を利用し、いじめが子どもの学力に与える長期的な影響を分析する。いじめの内生性の問題を解決するため、最新の因果推論と機械学習手法を組み合わせて分析を行う。これはデータに依拠する方法であり、学力への悪影響が比較的大きく、いじめに特に弱い子どもたちのサブグループを特定することができる。その結果、いじめの悪影響を抑制するための効果的な証拠に基づく政策立案が可能になる。
ステータス | アクティブ |
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有効開始/終了日 | 2023/04/01 → 2027/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,990,000
キーワード
- 学力
- いじめ
- 国際学習到達度調査
- PISA
- 因果推論
- 機械学習