β相およびAl-rich-α相の形態制御による高耐食性Mg-Al-X合金の開発

  • Hatakeyama, Masahiko (研究代表者)
  • 佐藤, 紘一 (研究分担者)
  • 安永, 和史 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

工業的に多く用いられるMg-Al-X合金では、Al添加により容易に析出するMg17Al12β相が腐食を抑制するのか、マトリックスとのガルバニック腐食により促進するのか議論になっている。また、マトリックスの中でもβ相周囲のAl濃度が10wt%程度と高いAl-rich-α相が腐食の起点となることが知られているが、作製が困難なため未だ十分な腐食特性についての知見が得られていない。本研究では、様々なMg-Al-X合金のAl-rich-α相などの単相試料を急冷凝固法で作製し、その電気化学的性質を明らかにすることで、腐食機構の解明と新たな高耐食性Mg-Al-X合金の開発を行う。
ステータス終了
有効開始/終了日2022/04/012025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,160,000

キーワード

  • マグネシウム合金
  • 腐食