ICP発光分光分析装置

    施設/設備: 設備

    設備の詳細

    説明

     本装置は、試料溶液(水溶液)に含まれる元素を定性・定量分析するための装置です。試料溶液を装置に導入すると、噴霧器により霧化され、誘導結合プラズマ(ICP)に導入されます。ICP内で原子化・イオン化がおこり、さらに励起状態となって電磁波(紫外~可視光線)が放射されます。それらを分光し、波長を観測することで元素の有無を(定性分析)、強度を測定することで元素の量を(定量分析)知ることができます。
     本装置の制御、取得データの解析は、すべてPCで行いますので、比較的簡単な操作で正確かつ精度の高い定量値を得ることができます。本装置では、プラズマの軸方向・横方向からの測光が可能であり、試料溶液に超微量~少量成分として含まれる元素の同時定量を迅速に行うことができます。また、オートサンプラーを利用すれば、多検体分析も容易です。

    詳細

    名前Avio 550 Max
    取得日2024/01/01