レーザーマイクロダイセクション

    施設/設備: 設備

    設備の詳細

    説明

     光学顕微鏡の観察下にて、標本の特定の領域、組織、細胞あるいは細胞内の選択部分をレーザーによって切り取りながら回収することができます。レーザー出力や切り取り方を工夫することにより、様々な動植物由来標本のレーザーマイクロダイセクションが可能です。
     得られた回収断片を適宜処理することより、遺伝子発現動態やタンパク質の局所発現分析等への応用が可能です。
     生体試料(固定あるいは無固定)の顕微鏡標本より任意の部分をレーザーによって切り離し、回収する時に使用します。遺伝子やタンパク質解析への応用ができるようコンタミネーションを極力避ける設計(落下方式)となっています。レーザーはダイオード励起固体レーザー(349 nm)を装備しています。また、顕微鏡として明視野観察が可能なだけでなくUV励起による蛍光観察や微分干渉観察も対応できます。対物レンズはライカ5×、ライカHCX PL Fluo TAR (10×、20×、40×、150×) を装備しています。水銀ランプを用いた蛍光装置として、B励起とG励起のフィルタブロックを装備しており、落射蛍光観察が可能です。

    詳細

    名前LMD7000(内訳:LMD7000レーザーユニット、制御コンピュータ、DM6000BおよびCTR6000正立型光学顕微鏡システム、UVユニット)
    取得日2009/01/01