研究ノート「「ABS指針」策定後における遺伝資源の国際取引の課題について」

Research output: Contribution to journalArticle

Abstract

日本は、2017年5月22日に名古屋議定書の受諾書の寄託を行い、名古屋議定書を締結した。併せて日本政府は、「遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する指針(いわゆるABS指針)」を公布した。本稿は、このABS指針公布後の違反事案について、「海外からの持ち出し、日本国内への持ち込み事案」と「日本からの持ち出し、外国への持ち込み事案」に分けて整理し、若干の考察を加えたものである。
Original languageJapanese
Pages (from-to)356 -362
Journal国際商事法務(IBL)
Volume48 (3)
StatePublished - 2020/03

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