Abstract
A大学医学部看護学科の講義科目「成人看護学総論」の講義を履修した、2年生78名を対象に、「健康生活の急激な破綻から回復を促す看護」の講義内で事例を用いて実施した、救急搬送された患者家族の思いを想像することで得られた学生の記述内容を検討した結果、203の記録単位(コード)が抽出され、6のカテゴリー「情報が欲しい」「後悔」「急ぎ駆けつける」「先のことを考える」「気持ちが揺らぐ」「できることを考える」に分類した。事例を用いることで、実際にその立場に立ったことは無くとも、様々な立場の感情を考えることが、現場における患者・家族への対応に役立つと考える。
Original language | Japanese |
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Pages (from-to) | 9-11 |
Number of pages | 3 |
Journal | 富山救急医療学会 |
Volume | 39 |
Issue number | 1 |
DOIs | |
State | Published - 2021 |