判例研究「障害基礎年金不支給決定取消等請求訴訟事件に関する判例研究―最判平成19年10月09日判決」

Research output: Contribution to journalArticlepeer-review

Abstract

いわゆる「学生無年金問題」を国民年金法改正経緯と、区別の合理性の司法審査について論じたものである。地裁判決は先の非嫡出子(婚外子)差別違憲訴訟をひきつつも「合理性の基準」よりは綿密な検討をしており評価できるが、高裁判決および最高裁判決は「厳格な合理性の基準」をもちいるべきであったというのが筆者の主張である。
Original languageJapanese
Pages (from-to)44-49
Journal人間環境学研究
Volume6(1)
StatePublished - 2008/04

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