ハイビジョンによる衛星遠隔教育の実施と評価

康敬 清水; 実 中山; 修 宇井; 勝雄 菅井; 孝憲 前迫; 祐平 山内; 卓 黒田; 博茂 木村; 英夫 清水; 康宏 小杉; 雄司 大盛; 正道 長谷川

doi:10.15077/jmet.21.suppl_85

ハイビジョンによる衛星遠隔教育の実施と評価

Translated title of the contribution: Experiment and Evaluation of HDTV Distance Education by Satellite

清水康敬, 中山実, 宇井修, 菅井勝雄, 前迫孝憲, 山内祐平, 黒田卓, 木村博茂, 清水英夫, 小杉康宏, 大盛雄司, 長谷川正道

University of Toyama

Research output: Contribution to journal › Article › peer-review

Abstract

新たに開発されたハイビジョンコーデックと通信衛星を用いて, ハイビジョンによる遠隔教育の可能性を確認した.本実験では, 大阪大学から3つの講義を通信衛星を利用して東京工業大学へハイビジョン伝送した.そして, 受講者の質問紙による評価を行い, 3講義とも良い評価を受けていることを明らかにした.評価結果を因子分析し, 「講義の雰囲気」, 「画像提示」, 「映像音声」, 「同時性」の4因子を抽出した.講義による違いを調べ, 受講者への情報の提示方法が「講義の雰囲気」に, 待ち時間の存在が「同時性」に, それぞれ影響することがわかった.

Translated title of the contribution	Experiment and Evaluation of HDTV Distance Education by Satellite
Original language	Japanese
Pages (from-to)	85-88
Number of pages	4
Journal	日本教育工学雑誌
Volume	21
Issue number	suppl
DOIs	https://doi.org/10.15077/jmet.21.suppl_85
State	Published - 1997

Access to Document

10.15077/jmet.21.suppl_85

Cite this

@article{4e1ce2aaaed34867b8da1ef9a8088343,

title = "ハイビジョンによる衛星遠隔教育の実施と評価",

abstract = "新たに開発されたハイビジョンコーデックと通信衛星を用いて, ハイビジョンによる遠隔教育の可能性を確認した.本実験では, 大阪大学から3つの講義を通信衛星を利用して東京工業大学へハイビジョン伝送した.そして, 受講者の質問紙による評価を行い, 3講義とも良い評価を受けていることを明らかにした.評価結果を因子分析し, 「講義の雰囲気」, 「画像提示」, 「映像音声」, 「同時性」の4因子を抽出した.講義による違いを調べ, 受講者への情報の提示方法が「講義の雰囲気」に, 待ち時間の存在が「同時性」に, それぞれ影響することがわかった.",

keywords = "遠隔教育, 遠隔授業, ハイビジョン, 通信衛星, システム評価, HDTV",

author = "康敬清水 and 実中山 and 修宇井 and 勝雄菅井 and 孝憲前迫 and 祐平山内 and 卓黒田 and 博茂木村 and 英夫清水 and 康宏小杉 and 雄司大盛 and 正道長谷川",

year = "1997",

doi = "10.15077/jmet.21.suppl_85",

language = "日本",

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pages = "85--88",

journal = "日本教育工学雑誌",

issn = "0385-5236",

publisher = "日本教育工学会",

number = "suppl",

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TY - JOUR

T1 - ハイビジョンによる衛星遠隔教育の実施と評価

AU - 清水, 康敬

AU - 中山, 実

AU - 宇井, 修

AU - 菅井, 勝雄

AU - 前迫, 孝憲

AU - 山内, 祐平

AU - 黒田, 卓

AU - 木村, 博茂

AU - 清水, 英夫

AU - 小杉, 康宏

AU - 大盛, 雄司

AU - 長谷川, 正道

PY - 1997

Y1 - 1997

N2 - 新たに開発されたハイビジョンコーデックと通信衛星を用いて, ハイビジョンによる遠隔教育の可能性を確認した.本実験では, 大阪大学から3つの講義を通信衛星を利用して東京工業大学へハイビジョン伝送した.そして, 受講者の質問紙による評価を行い, 3講義とも良い評価を受けていることを明らかにした.評価結果を因子分析し, 「講義の雰囲気」, 「画像提示」, 「映像音声」, 「同時性」の4因子を抽出した.講義による違いを調べ, 受講者への情報の提示方法が「講義の雰囲気」に, 待ち時間の存在が「同時性」に, それぞれ影響することがわかった.

AB - 新たに開発されたハイビジョンコーデックと通信衛星を用いて, ハイビジョンによる遠隔教育の可能性を確認した.本実験では, 大阪大学から3つの講義を通信衛星を利用して東京工業大学へハイビジョン伝送した.そして, 受講者の質問紙による評価を行い, 3講義とも良い評価を受けていることを明らかにした.評価結果を因子分析し, 「講義の雰囲気」, 「画像提示」, 「映像音声」, 「同時性」の4因子を抽出した.講義による違いを調べ, 受講者への情報の提示方法が「講義の雰囲気」に, 待ち時間の存在が「同時性」に, それぞれ影響することがわかった.

KW - 遠隔教育

KW - 遠隔授業

KW - ハイビジョン

KW - 通信衛星

KW - システム評価

KW - HDTV

UR - https://cir.nii.ac.jp/crid/1390001204488653952

U2 - 10.15077/jmet.21.suppl_85

DO - 10.15077/jmet.21.suppl_85

M3 - 学術論文

SN - 0385-5236

VL - 21

SP - 85

EP - 88

JO - 日本教育工学雑誌

JF - 日本教育工学雑誌

IS - suppl

ER -