Abstract
退院後のストーマ保有者を対象に、ストーマセルフケア状況と不安、QOLとの関連を検討することを目的として質問紙調査を行った。ストーマセルフケア状況は、「基本的ストーマケア」、「判断に基づくストーマケア」、「社会おける行動」の3因子に分類し、多元配置分散分析、Bonferroniの多重比較を用いて分析を行った。その結果、ストーマセルフケア状況が退院後のストーマ保有者の不安やQOLに関連していることが明らかとなった。中でも、入院中は、「基本的ストーマケア」、「社会における行動」を重視した指導を行い、退院後も継続した支援・サポートを行うことにより、退院後のストーマ保有者の不安を軽減し、QOLを保つことができる可能性が示された。
Translated title of the contribution | Relationship of stoma self-care status with anxiety and QOL in ostomates |
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Original language | Japanese |
Pages (from-to) | 71-80 |
Number of pages | 10 |
Journal | 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会誌 |
Volume | 33 |
Issue number | 3 |
DOIs | |
State | Published - 2017 |